〔070〕局ヶ岳 (1,029m)

2012年03月20日


関西百名山に戻る

三重県松阪市飯南町上仁柿
道の駅生活
  昨日は道の駅 ”御杖”に隣接している”姫石の湯”に入り、道の駅”飯高駅”に移動し、車中泊とする。今朝の外気温は−1℃、車内温度は5℃、シュラフはシングルでも寒くはなかった。 気温が氷点下まで下がっているので、林道の凍結が心配された。
Road Map :旧飯高村に入りR166を走ると局ヶ岳への大きな道標がある。 舗装された林道を登山口に向かう。
Route Map:登山口は3ヶ所にあるが、一番STDなコースをピストンする。
標高差:604m
関西百名山』 歩き易い登山道から大展望の山頂へ。 オベリスクのテッペンで会った若者と偶然再会する。
コースタイム 登り:1時17分、下り:1時間01分
敗退
今回の遠征
つぼねがたけ
残土捨て場のテッペンから少し遅過ぎた御来光を見る。
山頂に一番近い登山口まで舗装された林道が続き、登山口をチェックしに行くが駐車場が無く、新登山道に戻って来た。 駐車場の後に残土捨て場の山があり、上がって眺めてみるがここからは山頂は見えなかった。
広い歩き易い登山道を緩やかに登って行く。
登山口にはしっかりと道標があり、簡易地図、登山届けポストがあった。6時12分に登り始める。
雑木林で覆われた登山道であるが、冬枯れのこの季節では
樹間から展望は得られていた。
薄曇りではあるが今日も天気が良さそうだ。
気温は−1℃であるが、風が無くウィンドブレーカだけで充分であった。
落っこちそうな巨石が見えたが、この巨石を通ることなく、
右側から周り込んで行く。
登山道は徐々に勾配を増し、急斜面をジグを切って登って行く。
55分にて ”旧小峠”に着く。 道標には落書きがあり、
400mはミス、600m以上と書かれていた。 帰宅後、
我がGPSのデータを見ると沿面距離で570mだったので、
どちらも正しくはないが落書きの方が近い値だった。
ジグを切った急登から水平道に入って行く。
登山道らしい道となり、気持ちの良い歩きが出来た。
”小峠”までは緩やかな道であったが ”小峠”から
先はヤセ尾根の急登となり、俄然、元気が出てくる。
結構なヤセ尾根であるが、雑木が茂っていて
スリル感はゼロだった。
昨日は針葉樹の植林帯歩きばかりだったので、
雑木林の自然道は嬉しくなってくる。
1時間17分にて ”局ヶ岳”(1,029m)に着く。 山頂は広々としており、360°の
大展望が得られたが、残念ながら今日もハイカーが居ない一人ぼっちとなってしまった。
山頂にあった鳥居と小さな祠。
山頂の一郭には電波反射板があり興ざめであるが、
これを差し引いても展望の良い山頂だと言えた。
麓から山頂が見えていた様に山頂から櫛田川、R166沿いの集落が眼下に見えた。
周辺の山々を同定出来ないのが残念。
”三峰山”からまだ先の ”高見山”まで続く台高山脈を見る。
歩こうと思えば ”局ヶ岳”から ”三峰山”を経由して ”学能堂山”まで行けるのだ。
山頂で15分休憩して下山に入る。
今日は登山靴を履いてきたのでどんどん下れる。
登りに良い道と思った所は下り時に更に良い道と感じる。
登り時から気になっていた隣りのピラミダルな山が樹木でちゃんと見えない。
木の隙間を探しながら下っていくが、かなり下った所から全容が見られた。
山頂からこのピラミダルな山が確認出来なかったのが不思議。
退屈しない道が続く。
”オベリスク”で会った時は帽子を被られていたので、その印象が強く、一瞬判らずに失礼しました。 逆に彼は小汚いヒゲでわかったのであろう。
鳳凰山のHPに ”又会いましょう”と書いたのが、本当に又会ってしまった。 R・Cをこなし、冬山も登る彼には色々話しを聞きたかったが、
すれ違いで長く話しが出来なかったのが残念だった。
登って来たカップルに挨拶すると ”鳳凰山で会った人ですよね!”と言って来たが、一瞬、何のことか判らなかった。 話しをしている内に
地蔵岳の ”オベリスク”のテッペンで出会い、”薬師岳”からの中道を一緒に下った”戦友”だった。 何でこんな山で出会うのと思ったが、
彼は三重県の人だった。 可愛い彼女は写真を嫌がって撮らせて貰えなかった。(至極残念!)
サプライズがあり、感慨深い気持ちで
足取り軽く下山して行く。
下山1時間で登山口に戻る。 隣りの車は三重の彼のものだろう。
冬山も登る言葉通り、ちゃんとスタッドレスタイヤを履いていた。
良い山だった
  駅の道と温泉が近くにあり、登山口までは舗装された林道が通じ、歩き易い登山道と山頂からの大展望と良いこと尽くめの山だった。
周回コース
  下山してから局ヶ岳神社の前を通ると数名のハイカーが登山準備をされていた。
多くのハイカーは周回コースを歩かれる様だ。 今回も周回コースを考えたが林道歩きが嫌で割愛したが、次回来る時があれば旧登山道へと周回してみたい。
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